GPS Data Logger のAmodのAGL3080を使ってみて、その精度の良さにびっくりしたのでレポート。
AGL3080の特徴を簡単に説明すると、
- 単四電池駆動のシンプルなデータロガー
- SiRF III chipset 採用で高感度、低消費電力
- 蓄積したデータをPCに転送する際に、ドライバが不要(USBメモリ等と同じように認識する)
という感じ。
価格は、SEMSONSで、現在66.99ドル。
まずは、パッケージと同梱物一覧。
- AMOD AGL3080 本体
- CD-ROM : Windows用のGPSTracker(写真に位置情報を埋め込むツール)やMac及びWindows用のJetPhoto、ユーザマニュアルが入っている。
- locr の access code
- 吊り下げバンド
- USBケーブル
続いて大きさ比較。
左からiPhone3G、AMOD AGL3080、Wintec WBT-200
実際に使ってみる。まずは、私が普段使用しているWBT-201とAMOD AGL3080を比較。
WBT-201は、いつもどおり胸ポケットに引っ掛けて携帯。AMOD AGL3080は標準の吊り下げバンドで腰からぶら下げた。いつもWBT-201を使用する際には電波を良く拾うように車に乗ったら窓に貼り付けたりしているのだが、今回はそれは無し。
移動は車の後部座席。途中青の線のかたまりが出来ている場所に2時間ほど滞在した。
ピンク色:WBT-201、水色AGL3080
その差、一目瞭然。
ポイントは、
- AGL3080だときちんと道をトレースできている。WBT-201だと時々道を外れる。
- 2時間同じ場所に滞在している間の位置のぶれはAGL3080はほとんど無いのに対し、WBT-201は数キロ先まで飛んでいってしまっている。(電波が弱くなると時々起こる)
- つまり、AGL3080なら、特に電波の状態に気を使わなくても腰からぶら下げたままで正確な位置を記録できるということ。
付属のソフト、GPSTrackerを使って、写真に位置情報を埋め込んでみる。
屋内での写真撮影。最近は手軽に位置情報入りの写真を撮りたいときは、iPhoneで撮影していたのだけど、画質と位置精度の点で不満だった。改めてiPhoneで撮った写真に埋め込まれている位置情報と、AGL3080で埋め込んだ位置情報の違いを確認してみると、
大きな地図で見る
- AGL3080の位置情報を埋め込んだ写真は、4枚中2枚がちゃんと建物の中に納まっており、残りの2枚も数十m程の範囲に収まっている。
- iPhoneで撮影した写真は、3枚中3枚が100m程離れた場所になっている。
うーん、AMOD AGL3080すばらしい。
ただ、AMOD AGL3080にもいくつか弱点はあって、
- 近年のGPS Data Loggerとしてはやや大きい。(単4電池3本駆動なので仕方ないといえば仕方ないのだけど)
- GPS Logger としての機能しかなく、他の製品のようにPCにつないでリアルタイムでナビとかは出来ない。
- てかてかの表面仕上げは、腰にぶら下げて携帯するとあっという間に傷だらけになった。
てなところだろうか。大きさと、シンプルさを許容できれば、なかなかいいロガーだと思う。
ちなみに、上記のGoogle Earthに表示するためのKMLはGPSBabelで変換した。
設定は、
Input format:NMEA 0183 sentences
Output format:Google Earth[Keyhole] Markup Language[.kml]
AMOD AGL3080の吐き出すログは、素のNMEA 0183形式なので、扱いやすいデータなのも良いですな。

GPSBabel